前回の続き。
(本日の画像はクリックすると別窓で拡大表示します) 今週も色々あって左舷後方の6番高角砲周辺の下部サポートを付けたところまで。全体の表現は前の2・4番周辺と同じとしています。
マリアナ沖海戦当時の隼鷹には6番高角砲背後(画像右側)の張り出しの下部に支柱が付きます。キットの部品J37そのままで、海戦直前の傾斜試験の写真にも写っていますが、竣工時~南太平洋海戦当時は写真や図面が無く有ったかどうかはわかりません。この製作では一応付ける事とします。
竣工時の公式図ではこの張り出しの上に高角砲の演習砲が描かれています。他の航空母艦では艦首や艦尾近辺の例が多かったのですが、隼鷹型は共にスペースがなく、このように舷側からの張り出しの上に装備されたものと考えられます。演習砲の重量はわかりませんが、発射機能が無いので12.7cm連装高角砲の約20tよりは軽いようです。引っ掛かるのは演習砲に支柱が要るのならば、その
前方にあった91式高射装置にも下部支柱があっておかしくないのでは?という事ですが、それはまた後でまとめて述べる事にします。
以下次回。