つい先日新年の挨拶を書いたと思ったら、前の記事から2週間以上過ぎていました。連絡無し不在で申し訳ありません。
製作は依然2・3番煙突の作業中です。

この煙突はやるべき事がほぼ同じなので、2本平行で進めています。前回の記事で書いていた通し穴ピンは結局145本製作してドリル1本損失で乗り切ったのですが、多少後の作業が楽になっただけで見た目はジョーワールドのエッチング使用と大差はありませんでした。煙突の頂部はプラ板を貼ってくぼみを作ったあと、頂部を斜めに落としてあります。アオシマの長良はどうもこの部分の表現を誇張し過ぎたようで、実艦写真などを見る限りではタミヤ1/700の表現の方が近いようです。

煙突に付く給排気筒や蒸気捨管は同型艦や同じ艦であっても時期によって位置や形状に違いがあります。アオシマ長良のパーツは使用する以前に甲板との関係が一部曖昧な上に強度も無いので、真鍮線やパイプなどの組み合わせで作り替えてあります。1/350であれば諸管は全て甲板に差し込んで位置関係を明確にして欲しいところですが、そういう所まで完全に注意が回っているキットはほとんどありません。

結果として煙突内部は串刺し状態になりました。最後は瞬間接着剤の流し込みすらままならない有様でした。
製作は2本の煙突内部の整流板を作った後、頂部の雨除け格子の製作に移ります。
以下次回。
排気筒のHトップが真鍮パイプの組み合わせで、また素晴らしい。
最後の串刺し写真は、中世の拷問具を連想して、背中がぞわぞわ
しましたよ!(笑)