短信

2010–09–29 (Wed)
 パソコンのデータ用のハードディスクがまた壊れて、現在復旧作業中です。恐らく大半のデータは回収できそうな様子ですが、詳細は後日に。

1/350で何か作ってみる(その20)

2010–09–26 (Sun)
 前回の続き。


 舷外電路はアオシマが先日発売したパーツセット(妙高型重巡Qパーツの別売)を使います。ゴムのような軟質プラスチックの素材ですが、通常のプラ用接着剤で接着できます。
 エッチングパーツと比較すると、

メリット
・自由に曲がり伸びるため、船体の曲線に良くフィットし、多少の段差にも追従する
・プラ用の流し込み接着剤が使用できるため接着が容易
・素材に厚みがあるためメリハリの利いた仕上がりが期待できる
デメリット
・素材的に切り離し後の整形が困難
(にもかかわらずランナーの湯口が太くて多い)
・曲がりやすい素材のため、直線が出しにくい
・パーツの全体的な精度に欠ける面がある

 切り離しは一旦根元のランナー毎切り取った後で、良く切れるナイフで電路の接着面の側をわずかにそぎ取るような感じで湯口に刃を切り入れれば上手くできます。仮に接着面がそぎ取られたとしても接着すればほとんど目立たなくなります。通常の切り離しのように刃を垂直に入れようとすると湯口がわずかに残ってしまい、これを後から削り落とすことは非常に困難です。


直線パーツ。電路の幅は約1mm、湯口の幅は約1~2mm前後です。

 素材的に少し扱いにくい所はありますが、コツさえ掴めればエッチングより容易に取り付けられると思います。それだけにパーツの精度に難が目立つのは少し残念で、付けてしまえばそれほど目立たなくなるとはいえ、直線と曲がりのパーツで微妙に幅が違うのは気になります(私は最後は曲がりの部分も直線パーツの組み合わせで処理しました)。またバリも非常に多く、事前に削り落とす事が難しい上に商品としての印象も良くありません。ただし、これは流し込み接着剤を付けるとかなり溶けて無くなりますが。


左舷後部魚雷発射管付近の処理

 一応、商品の情報も貼っておきます。

 アオシマ 1/350 巡洋艦用舷外電路セット


 以下次回。

1/350で何か作ってみる(その19)

2010–09–23 (Thu)
 前回の続き。


 船体外板の作成がやっと終わりました。艦底も含めて根拠は全くありません。


 艦首艦底部はこう処理しました。写真ではわかりにくいのですが、外板の接合部の間隔は少し乱れています。ここはあまり見えない所ですし、サフ吹き後の状態を見て修正するかもしれません。


 作業は舷外電路を貼っているところです。今回はアオシマが先日発売した1/350巡洋艦用パーツセットを使っています。使用感などは張り終わった後に。

1/350で何か作ってみる(その18)

2010–09–20 (Mon)
  前回の続き。



 左舷側の外板はかなり出来ましたが、まだ完全には終わっていません。

1/350で何か作ってみる(その17)

2010–09–17 (Fri)
 前回の続き。


 左舷側のアンカーレセスの形状を修正して外板を1/3程度作ったところまで。外板の追加作業は次の更新までには終わらせます。

1/350で何か作ってみる(その16)

2010–09–14 (Tue)
前回の続き。


この画像はクリックすると拡大表示します

 右舷側の外板表現の作業がほぼ終わりました。中央部はもう一枚外板を貼ります。



 公式サイトでの発表はまだですが、フジミの秋冬の艦船の新製品が出揃ったようです。1/350の扶桑に加え1/700の翔鶴に加え大鳳も発売という事で、これで1/700のリメイクや金型修正すら消極的なタミヤの姿勢が少しは変わる事も期待したいものです。

1/350で何か作ってみる(その15)

2010–09–11 (Sat)
 前回の続き。


 推測の外板ラインを鉛筆で描いてみたところ、彫り込んだアンカーレセスの位置とバランスが違っていたので再度修正します。全体的に1.5mm上方に上げ、錨の傾斜もほぼ水平に近い形にしています。この艦単体で形状が把握できる写真がなかったため、神通のそれと同じ形状ではないかと推察しましたが、今一つ自信がありません。錨を入れれば形状はあまり気にならなくなるのでここまでとします。


 外板は長さを15mm(1/350で5.25m)とし、幅は最上甲板に接する部分が4mm(1.4m),上甲板(艦尾甲板)より下が5mm(1.75m)、重ね合わせの下側になる部分の幅を-1mmとしましたが、根拠は特にありません。

 外板は重ね合わせの下の部分をキットの地の表面とし、15mm間隔で0.1mmラインチゼルを垂直にケガいて垂直面の合わせ目とします。実際はここも重ね合わせと思われますが、1/350では表現がくどくなるだけなのでケガキに留めます。重ね合わせの上になる部分は4~5mm×15mmに切り出して垂直で0.1mmの隙間が開くように付けてゆきます。上下の外板は5mmずらし、3段目で元に戻るパターンとしています。


 外板の長さには「均等」が求められるため、このような道具を使って切り出します。これはチョッパーと呼ばれるもので、プラストラクトの素材の取扱店やドールハウス用の工具を扱っている店などにあります。決して安い道具ではありませんが、均等の長さや角度を付けた大量の切り出しで非常に役に立ちます。

 外板ラインが全体的に不自然に歪んだりよじれたりしないよう確認しながら作業を進めます。
 以下次回。

1/350で何か作ってみる(その14)

2010–09–08 (Wed)
 前回の続き。

 私が1/350でフッドを作っていた頃は1/350どころか1/200でも外板表現を行う方はほとんどいなかった記憶があります。それは歴史群像太平洋戦史シリーズ等で紹介される自作系大型模型に少なからず表現が成されていない事からもわかると思います。

 しかしながら、現在では1/700ですら表現が当たり前になりつつある風潮で、1/350で付けないと大味な印象すら与えかねません。まったく面倒といいますか頭の痛い事です。

 5,500トン軽巡の外板展開図は資料がなく、大和ミュージアムの公開資料の中にも今の所含まれていないため、実艦写真を元に推測します。艦首と艦尾、及び艦底は長方形の鋼板の重ね合わせ継ぎ手で、船体中央の缶室と機械室に相当する部分は防御用と思われる幅広の鋼板の突き合わせで構成されているようです。中央部は厚みか取り付け方法が違うようで、艦首艦尾の重ね合わせ部分よりも若干段差ができています。



上二つの画像はクリックすると拡大表示します

 これらの点を確認し、まず外板ラインを鉛筆で描いてゆきます。
 以下次回。



 タミヤが1/350で利根型重巡の企画を発表しました。恐らく最上型に準じた内容と価格になるものと思われます。

1/350で何か作ってみる(その13)

2010–09–05 (Sun)
 前回の続き。


 なぜか公式図には記載されていないのですが、この艦の錨の収納部はアンカーレセスと呼ばれる内側にくぼんだ形式である事が写真から明白なので削り込みます。錨を出し入れする関係で下側に開いた形状になっています。


 艦尾船底もシャフトブラケットの足が当たる部分を整形しておきます。舵が当たる部分の先端が折れていますが、これは塗装直前に直します。


 船体の組立と修正が一通り終わったので、これから外板モールドを追加します。
 以下次回。

1/350で何か作ってみる(その12)

2010–09–02 (Thu)
 前回の続き。


 プラ板とパテで埋めたウェルデッキをひたすら削ります。


(左:修正前 右:平面修正後)

 元のキットでは全く気にならない事ですが、艦首楼甲板の後端がわずかに内側にすぼまっているため、そのまま中央部甲板につなぐと甲板平面が接合部の部分を中心にくぼんだようになります。舷側にプラ板を貼ってラインが自然につながるように整形します。


 削り終わったらサフを吹いて表面の荒れを確認します。中央部甲板が魚雷発射管室の部分で切れていますが、ここが後部シェルター甲板との繋ぎ目になります。

 以下次回。

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MOMOKO.120%

Author:MOMOKO.120%
職業:自営業見習い
趣味:ブログの通り
模型の守備範囲:船
Webページ:模型の缶詰

現在は1/100初代海王丸の製作を一時休止して、ハセガワ1/350空母隼鷹を製作しています。

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