船首楼の製作・後編(その28)

2008–03–29 (Sat)
 前回の続き。

20080329_1

 塗装もいったん剥がして、プライマーと白サフで下地を作り直している所です。

船首楼の製作・後編(その27)

2008–03–26 (Wed)
 製作の現況。

20080326_1

 ブルワークのファイフレールの塗装をやり直すついでに、リギンスクリューが通過する穴の一部の位置がズレていたため修正することにしました(赤矢印)。ここは直接ドリルを掛けてもびくともしないほど強度を持たせていますが、0.3mmの真鍮板で作っているため、穴一つ空けるにも一苦労しています。

1/350艦船装備品セット発売

2008–03–23 (Sun)
 昨年発売された戦艦長門のパーツの一部を別売する形で、1/350の艦船装備セットが2種類発売されました。

ハセガワ1/350日本海軍艦載艇セットA
ハセガワ1/350日本海軍艦船装備セットA [機銃&光学兵器]

 詳細は上記リンク先に大きな画像と共に紹介されていますので省略しますが、単なるパーツ分けではなく、独自のエッチングパーツを付加したもので、これ単体で見た場合はまず妥当な価格だろうと思います。いずれも汎用性の高いパーツばかりなので、アオシマの高雄型重巡や、今後発売される予定のフジミ・アオシマの金剛型戦艦にも流用できます。

 「これ単体で見た場合は妥当な価格」と書きました。というのは、高雄型重巡や金剛型戦艦などへの流用を考えた場合、機銃&光学兵器セットは1セットでは足りません。八九式12.7cm連装高角砲が2基しか入っていないのが最大の問題で、重巡以上の大型艦艇では装備される場合は4~6基が定数でしたから、流用するためには最低でも2セット以上揃える必要が出てきます。また連装機銃の数も中途半端な感があります。もっとも、これは最初からパーツセットとしての転用は考慮されていなかった可能性がありますから、ある程度はやむを得ないのかもしれません。

 艦載艇はいずれも大型艦に必要なものですが、12メートルの内火艇と各サイズの長官艇が足りません。長官艇は艦隊司令長官が乗艦している時に専用艇として装備されたもので、全ての艦にあるものではありませんが、艦と設定時期によっては必要なものです。12メートル内火艇と長官艇はアオシマの高雄型重巡の不要パーツの中にありますが、15メートル長官艇だけは現時点ではどこにも部品がないため、必要ならば自作することになります。

 付属のエッチングは真鍮製の上質なもので、曲げにも強く、曲げ方を間違えて折り直してもステンレス製のように外れてしまう事はないようです。艦載艇の架台は2枚のエッチングを貼り合わせて使うもので、やや腰高気味にも感じますが、フィット・強度共に問題はありません。

 兵装の数に不満がありますが、いずれも自作や修正が大変な部品ばかりで、もし他のキットのモールドに見劣りがする場合は調達する価値はあると思います。


 1/350の関連では、近日中にフジミとタミヤからフィギュアセットが出る予定です。これは非常に重要なアイテムだと思うので、発売されたらまた感想を書きます。

 コメントへのレスはまた後日。

短信3

2008–03–20 (Thu)
 怪我の件はお騒がせしました。指先はまだ痛みますが、この分ならば来週早々には抜糸できそうです。

 それと17日付けのコメントのレスになりますが、現状では当面のところ木製帆船を作るつもりはありません。一応レアルなど作ってはいますが、私が帆船で関心があるのは19世紀以降の主に鉄・鋼鉄船体の船で、木造の戦列艦やフリゲート艦は一・二の例外を除いてあまり興味がありません。

 20世紀の帆船は木製の組立キットがあまりありませんし、私自身も木よりはプラ主体の方がやり易いという事もあります。模型全体という点で見れば素材には紙や木にプラ・金属といろいろあり、それぞれに長所と短所があります。また作る人によっても合う合わないがありますから、最終的に思う通りの形になるならば、素材は何でも良いような気がします。

短信2

2008–03–17 (Mon)
 模型店に行ったところ、ハセガワの1/350装備品セットが売っていたので買ってきました。どうにも海王丸本体の製作が進まないので、気分転換に9mカッターでも作ってみるかとデザインナイフで外側のモールドをカリカリ削っていたところ、指からパーツがつるんと抜け飛び、はずみでナイフの刃が左手人差し指をスッパン。15mm×4mmほど切ってしまいました。

 趣味が趣味なので多少の切り傷は日常茶飯事ですが、さすがにこれはまずいとティッシュの上からマスキングテープをぐるぐる巻きにして医者に行き、4針ほど縫う羽目になりました。縫うほどの怪我は中学生の頃以来ですが、気持ちに緩みがあったといいますか、浮気は許さないよという天の声でもあったのかもしれません。

 左手のキーが打ちにくくなった以外に生活にはほとんど支障はありませんが、製作は一時中断です。ハセガワの1/350装備品セットに関してはいずれまた。

短信

2008–03–14 (Fri)
 製作の方は相変わらずです。週末は少しは進められるかもしれません。

諸事雑事。

2008–03–11 (Tue)
 製作の方は相変わらずです。02/25日付の記事のコメントで最近の模型誌の作例云々という話がありましたが、私が模型を始めたような昔は航空機やAFVはベタベタに汚すのがリアルな模型と言われていた記憶があります。艦船はその頃も、といいますかつい最近まで塗装にはあまり関心が向けられず、ムラなく綺麗に塗ることだけが重視されていたように思います。ですから、最近の模型誌の作例は昔に航空機やAFVがたどってきた道を何十周も遅れて歩いているのかなという印象を持っています。現実の船と比べてどうだろう?と首をかしげたくなるような表現もないとは言えませんが、それらも艦船に特化したより効果的な塗装法への試行錯誤の段階なのだろうと、これは前向きに捉えています。

 エッチングは無いよりはあった方が有り難いですが、重要なのは自分がこういう模型を作りたいというイメージを持った上で、一つ一つのパーツの表現が妥当なのかそうでないかを取捨選択してゆく事ではないかと考えています。違和感が出るのはそういう過程を飛び越してまず特定のエッチングありき、それさえ付ければ精巧な模型が作れると思い込んでしまうからかもしれません。これは全てのパーツに共通することですが。

 ペースは遅いですし作っているものもあまり一般的とは言えませんが、何か参考になる部分があるのなら有り難いことです。今後ともよろしくお願いします。


 それと、ホワイトエンサインが公式サイトで1/350長門用エッチングパーツの内容を公開しました。直接リンクはしませんが、予価£49.32という事で、恐らく日本へは12,500円前後ぐらいで入ってくるだろうと思います。

船首楼の製作・後編(その26)

2008–03–08 (Sat)
 久々の現況。
20080308_1


 といっても、多忙でほとんど進んでいません。塗装が剥げた所を削ってペーパーで磨き直している所です。

フジミとアオシマの1/350金剛バッティングについて(その2)

2008–03–05 (Wed)
 アオシマの内容はほとんど明らかになっていないので、以下の話は全て仮定になりますが、私はアオシマの金剛の税込価格が14,285円を下回る否かが一つのカギになるのではないかと見ています。つまりこのラインを割れば、量販店の特売で9,999円以下で売ることが可能になります。フジミの金剛は予定価格が変わらなければ最安13,000円前後と考えられますから、価格的なインパクトで優位に立つことができます。

 意図的なダンピングは別として、14,285円の戦艦キットの内容を考えてみます。以前、ハセガワ長門の感想を書いた時に、アオシマ高雄のモールドを基準にすれば部品数を25%程度削減できると書きました。更に主要装備品と兵装を高雄のX,Zパーツからそっくり流用すれば、開発部品は更に減ります。仮に同型4艦の部品差し替えに伴い上部構造の多くで別部品を用意する事を考慮しても、この価格で出すことはそれほど難しいことではないようにも思えます。

 仮にモールドが高雄並みで最安実売価格が1万を切り、更に大きな相違点だけを再現した同型艦が4隻とも期待できるキットが出てきた場合、フジミの金剛はそれでも優位に立てるのか、という点に今後の1/350の方向性が見えてくるのではないかと考えます。モデラーの視点では長門準拠の内容ならば多少高くてもそちらを選ぶということになるのでしょうが、その絶対数は決して多いとは言えません。高くて内容の濃いものを少数のマニア層に売る方向と、内容はそこそこで価格を抑えてより多くの層に売る方向、これはどちらも間違いではありませんが、もしこういう構図になった場合、どちらが市場に受け容れられるかで1/350の「客層」が明確になってくるかもしれません。

 もちろんこれらはすべて『仮定』の話であって、アオシマの金剛が高雄並のモールドで15,500~16,500円の微妙な価格設定をする可能性も、また長門並のモールドでフジミとほぼ同じ価格を付ける可能性も現時点ではあります。ただ、微妙な価格設定はともかくとして、これまでの開発方針や、ハセガワが長門の武装パーツを別売したことなどを考えると、内容的に長門と同等の内容で同価格帯のキットは出してこないのではないかと見ています。

 仮定だらけの話になりましたが、この結果はもうじき、桜の花が咲く頃にはわかってきます。私はその日を今から楽しみにしています。

フジミとアオシマの1/350金剛バッティングについて(その1)

2008–03–02 (Sun)
 既に模型誌等で告知されていますが、今年の春頃にフジミとアオシマから1/350の戦艦金剛が発売される予定です。フジミの方は既に公式サイトでテストショットの内容と予定価格が発表されています。それを見る限りでは、ハセガワの戦艦長門に準じた内容で、予定価格も18,490円とほぼ同価格帯に設定されています。

 それで、1/350のような大きなキットでバッティングするのはあまりにも不合理だという声を通信の場でも聞きます。私自身もそういう気持ちはありますが、かなり前の雑感でも書いたように、競争無き世界に前はない、特に1/350の内容も方向性もまだ明確ではない現時点では、アオシマの出方次第ではむしろバッティングする事によって見えてくるものがあるのではないかと考えています。

 以下、この話はあと1回続きます。

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MOMOKO.120%

Author:MOMOKO.120%
職業:自営業見習い
趣味:ブログの通り
模型の守備範囲:船
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現在は1/100初代海王丸の製作を一時休止して、ハセガワ1/350空母隼鷹を製作しています。

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