ウェルデッキの製作・後編(その26)

2007–04–29 (Sun)
 前回製作していた倉口は側面下側の塗装が上手くゆかず、水性塗料のため完全乾燥まで間を置くことにしました。製作はこれが終わらないと前に進まないため、久しぶりに図面などを引っ張り出して整理していました。

20070429_1

 あなたの製作は年中止まってばかりという声が聞こえてきそうですが、なにぶん長丁場なので時々は止まって思い返してみる事も無駄ではない気もします。

ウェルデッキの製作・後編(その25)

2007–04–27 (Fri)
 前回の続き。

 まず、前回で倉口板は側面からはみ出さないと書きました。実際その通りですが、倉口側面の上端にはモールが付いていて、この上からカバーをかけると上端が側面よりやや張り出した形に見えます。そのため前回の最後から形の修正は行っていません。

20070427_1

 修正した倉口の上面に倉口板のモールドを強めに彫ります。

20070427_2

 次に倉口の側面下部に両面テープをぐるりと貼り、ハッチカバーのキャンパスとしてティッシュペーパーを上に乗せ、下側に絞るようにしてシワを作りながらテープに止めてゆきます。止まったらホワイトサフを吹いて定着と目止めを行います。

 ハッチカバーのキャンパスはツヤを完全に消さないと質感が出ないため、ここではハンブロールを用います。色は現在は144番(マット・インターメディエイトブルー)に近いのですが、現役当時はもう少しグレーがかった色のように見えます。そのため106番(マット・オーシャングレー)を吹いています。

20070427_3

 最初に強く彫ったモールドがうっすらと表に出るようにしています。

ウェルデッキの製作・後編(その24)

2007–04–25 (Wed)
 前回型取りしたキャプスタンですが、2個抜いた所で型の一部が壊れてしまいました。少数だからと横着して無理抜きしようとしたのが良くなかったようです。

20070425_1

 とりあえず当面は2個あれば良いので、残りはまた型を取る部品があったときにまとめて抜くことにします。


 ウェルデッキには物資搬入用の倉口が2個あります。しかしながら、デリックやウインチが撤去された70年代後半以降はここから物資を搬入搬出する事はなく、船倉には舷側の搬入口から人力で運び入れていたと聞きます。
20070425_2
(2003年03月20日撮影)

 キットにはもちろん部品はあります。しかしながら、これは今井/青島の初代海王丸/日本丸の全てのスケールのキットに共通する問題点の一つですが、倉口の平面の形や大きさが実船とは異なっています。

20070425_3

 上の画像の左端がキットの部品です。28×30mmの長方形ですが、実際は1/100で約24.5mmの正方形なので、部品を切り詰めて平面を正方形にします。また船首尾方向の側面はゆるい山形になっています。キットの部品のモールドは倉口をカバーする板などが外された状態で、これ自体は間違いではないのですが、この上に倉口板やカバーが付けられた状態(2枚目の画像)の方が一般的だったと考えられるため、形状の修正と合わせてそのように作る事にします。

 上の画像の右2つが製作中の倉口ですが、形状把握は少し間違っています(カパーの板は外側にはみ出しません)。

ウェルデッキの製作・後編(その23)

2007–04–23 (Mon)
 手動のキャプスタンは、1985年当時の初代海王丸にはウェルデッキに2基と長船尾楼甲板に4基設置されていました。

20070423_1
(2004年04月25日撮影)

 このくびれた部分にロープを巻き付け、上部の穴の部分に木の棒を差し込み、6人掛かりで回します。入港時の接岸作業や救命艇の揚げ下ろし、ヤードの降下取り付け作業など、様々な場面で用いられたと聞きます。

 キットには部品がありますが、モールドがやや甘い上にボラードと同じく甲板内の凹穴に差し込む形になっています。実際は上の写真に見られるように木甲板上に設置されているように見える(縁取りのマージンプランクがない)ため、模型もそれにならう事にします。

20070423_2

 甲板のキャンバーに対して垂直に立つように、基部の高さが斜めになっているため、そのように作ります。上部はキットのものを移植していますが、棒を差し込む部分のモールドが甘いので修正しています。

 この部品は全体であと5つ必要ですが、3個以上作るのは(以下省略)。

20070423_3

 これで1日待つことにします。

ウェルデッキの製作・後編(その22)

2007–04–21 (Sat)
 ここまで作った部品を随時塗装しています。
20070421_1


 これが終わったらまた部品製作に戻ります。とりあえずあと甲板上の各2基のハッチとキャプスタンを作らないと甲板貼りに移れません。

短信2

2007–04–19 (Thu)
 前回書いたテレビの件は(完全という訳ではありませんが)一応解決しました。今のPCの録画環境は4:3のアナログ放送に対したもので、これを2011年迄にデジタルに移行させることが当面の目標ですが、扱うデータ量が飛躍的に増えることと、それに伴いDVDの容量に収めるための圧縮作業が必要になることから、現在の最高性能のPCを用いたとしても手軽に録画保存という訳にゆかないのが難しい所です。

20070419_1

 ゴタゴタが片づいたので、再び製作に戻ります。細かい部品を整形しては塗装の繰り返しです。

短信

2007–04–17 (Tue)
 相変わらずばたばたしていて製作は全く進んでいません。

 16年前に買った自室の29型のアナログテレビはここ数年、BSチューナーが壊れ、UHFの画像も時々乱れ、外部入力にも時々雑音が混じり、2011年まで持ちそうもない状態になっていました。とはいえ今のデジタル家電は流動的な要素が強く、高価な費用を払う価値があるのかどうかずっと考えていました。

 そんな折、地上デジタル買い換えで出てきた32型のアナログワイドテレビを譲ってもらえる事になり、今までのテレビと替える事にしました。10年前の製品ながら状態は良かったのですが…

 PCからの入力で映像が安定しません。現在は録画番組は全てPCデータの形で持っているため、これでは価値も半減。前のテレビでは何の問題もなかったため、環境が違うのか何か他に設定が必要なのか、TVやPCの出力ボードのマニュアルとにらめっこしているような状態です。

インターミッション

2007–04–15 (Sun)
 諸般の事情で制作は前回から進んでいません。

 少し前の話。部品に塗料を吹いていた時に、塗料の霧を吸い込んで屋外に排出するスプレーブースの吸い込みがどうも良くない。さては中のペーパーフィルターの目が詰まったかと外して唖然。

20070415_1

 塗料でべったり、手を触れると粉がボロボロ落ちる有様。すぐに新しいものと付け替えましたが、よくよく考えればブースが無かった頃は窓を開けて換気扇を回していたとはいえ、これだけの塗料の粉を部屋中にぶちまけていた事になります。塗装よりも工作の過程がはるかに多い私の環境でこれですから、塗装がメインの方にとってはエアブラシが身体や環境に良くないことは容易に推察できます。

 決して安価ではありませんが、改めて推薦しておきます。同様のものは各社から出ていますが、横に長い艦船は吸気口の面積が広いクレオスのものがやり易いように思います。
GSIクレオス Mr.スーパーブース(塗装ブース)

ウェルデッキの製作・後編(その21)

2007–04–13 (Fri)
 前回の続き。既に作っている他の部品もまとめて塗装しました。

20070413_1

 クレオスのMr.ベースホワイトで下地を整えて水性ホビーカラーを吹いています。船室はちょっと下地が不十分で、上の延長部のパテの跡が若干残ってしまいました。完成後はほとんど判らなくなる部分なので手直しはしませんが、軍艦色と違って白塗装は厄介なものです。船体塗装は一層気をつけなければなりません。

 クレオスの水性ホビーカラーは、初めて発売された当時のものは乾燥時間がハンブロール並みに遅かったのが難点でした。現在は品質が向上していますが、それでも完全乾燥には12~24時間、厚塗りをするとそれ以上かかるようです。また塗料の膜も弱く簡単に傷が付いたり剥がれたりします。私の場合は臭いが他に比べて弱くエアブラシの洗浄も風呂でできる事から主に使っています。

ウェルデッキの製作・後編(その20)

2007–04–11 (Wed)
 前回の続き。この金属部品にはハンブロールを使います。

20070411_1

 エナメル系ですが、タミヤカラーとはかなり性格が異なる塗料です。プライマーは不要ですし、塗料の膜も丈夫で少しのことでは剥げません。筆塗りでも綺麗に仕上がります。重ね塗りは4~6時間ほど待てばできますが、完全乾燥は3~4日ぐらいは置いた方が良いかもしれません。乾燥が極端に遅い事を除けば理想的な塗料ですが、高価で取り扱いも非常に難しいため、私は金属材料の(下地)塗装以外にはあまり使っていません。

 今回はディテールが複雑なので筆ではなくエアブラシで吹きます。他の塗料と同じように専用溶剤で薄めて吹きますが、作業後はブラシを入念に洗浄する必要があります。私はまだやった事がありませんが、万一メンテを怠って完全乾燥したらクレオスのMr.ツールクリーナーでも落とせないと聞きます。洗浄はタミヤエナメルカラーの溶剤がそのまま使えます。

20070411_2

 2日掛かりの2度吹きの12時間乾燥でここまで。今週末に滑車の部分を塗ります。ファイフレールの上面は船体に取り付けた後でブルワークとの合わせ目を整形する必要があるためここではまだ塗装しません。

ウェルデッキの製作・後編(その19)

2007–04–09 (Mon)
 製作は前回から進んでいません。ファイフレールの支柱に付く補強板をプラ板で作って付けただけです。

20070409_1

 画像で白く写っている部分がそれになります。裏側は強度の都合と、また完成後はほとんど見えないため、少し雑になっています。

 ウェルデッキに付く部品がかなり出来てきたので、金属で作った部品の塗装をこれから行うつもりです。

ウェルデッキの製作・後編(その18)

2007–04–07 (Sat)
 気を取り直して、再び左舷側のファイフレール下の滑車の取り付けに掛かり、今度は上手くできました。

20070407_1
(この画像はクリックすると拡大します)

 製作方法は前回と同じですが、帯金の穴埋めはハンダから同径の真鍮線をハンダ付けした後に削り倒して面一とする方法を取っています。ハンダのみの穴埋めの方がはるかに作業は楽ですが、その後の作業で溶け出してしまう事があったため、こういう方法に変えたものです。

 しばらくこの関連の作業が続きます。

短信3

2007–04–05 (Thu)
 ブログを書く直前に製作を間違えていたことが判って、2日分の作業が無駄になりました。2日前からやり直しにつき、書くことは何もありません。すみません。

 作るのは左右が違うだけで、前回と同じものなので少し落ち込んでいます。

ウェルデッキの製作・後編(その17)

2007–04–03 (Tue)
 ウェルデッキのブルワークの内側にあるファイフレール(動索を止める棚)には、脚の部分に穴の空いた細長い鉄板が付けられ、所々に滑車が取り付けられています。マストから降りてきた動索は直接ピンに降りるものと、この下側の滑車で折り返して止めるものがあります。

20070403_1
(2006年7月15日撮影)

 1985年当時の滑車の正確な配置は不明のため、模型では現在の配置としています。ただ、83年と86年に撮影した断片的な写真を見る限りでは、現在とほぼ同じ配置だったのではないかと考えています。

20070403_2

 この周辺は部品が小さくプラ材では強度がもたないため、金属材料のハンダ付けで作ります。付ける滑車は1つ穴と2つ穴の2種類があり、前者には滑車本体の上下に、後者は上にそれぞれ0.4mmの穴を開け、エッチングで作った左側の部品を中央で切って差し込んでハンダ付けします。

20070403_3

 滑車を止める板はファインモールドの汎用エッチング・真鍮帯金の丸穴空きタイプから幅1mmのものを用います。ただし、穴の間隔が狭すぎるため、1穴毎にハンダで埋めることにします。

20070403_4

 帯金を既に作ってあるファイフレールの脚に止め、穴に真鍮線を差し込んで滑車を止めてハンダ付けします。何度やってもハンダは思うようにできませんが、とりあえず右舷側のものが出来ました。

短信2

2007–04–01 (Sun)
 少し前の話。

 ある船(海王丸ではありません)の絡みである書類が欲しくなり、それを手に入れるためにはまとまったお金が1週間ほど必要とわかり、雀の涙のヘソクリではどうにもならないので家族会議を開く。みな心底呆れ果てたものの、なんとか承諾を得て借り出す。

 そのお金を持ってあるところに行ってあるものを買い、数日後に必要がなくなったから売った。

 予定通りならば5月に希望の書類が届き、その中に私が最も知りたい事が書かれているかもしれません。詳しくはまたその時に。


20070401_1

 | HOME | 

プロフィール

MOMOKO.120%

Author:MOMOKO.120%
職業:自営業見習い
趣味:ブログの通り
模型の守備範囲:船
Webページ:模型の缶詰

現在は1/100初代海王丸の製作を一時休止して、ハセガワ1/350空母隼鷹を製作しています。

Twitter

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

カレンダー(月別)

03 ≪│2007/04│≫ 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月別アーカイブ

2017年 10月 【4件】
2017年 09月 【3件】
2017年 08月 【4件】
2017年 07月 【4件】
2017年 06月 【3件】
2017年 05月 【4件】
2017年 04月 【4件】
2017年 03月 【2件】
2017年 02月 【3件】
2017年 01月 【3件】
2016年 12月 【5件】
2016年 11月 【5件】
2016年 10月 【4件】
2016年 09月 【6件】
2016年 08月 【4件】
2016年 07月 【4件】
2016年 06月 【3件】
2016年 05月 【4件】
2016年 04月 【2件】
2016年 03月 【7件】
2016年 02月 【4件】
2016年 01月 【3件】
2015年 12月 【4件】
2015年 11月 【2件】
2015年 10月 【3件】
2015年 09月 【3件】
2015年 08月 【6件】
2015年 07月 【4件】
2015年 06月 【5件】
2015年 05月 【6件】
2015年 04月 【5件】
2015年 03月 【5件】
2015年 02月 【4件】
2015年 01月 【6件】
2014年 12月 【5件】
2014年 11月 【5件】
2014年 10月 【4件】
2014年 09月 【4件】
2014年 08月 【5件】
2014年 07月 【1件】
2014年 06月 【1件】
2014年 05月 【3件】
2014年 03月 【1件】
2014年 02月 【1件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【1件】
2013年 11月 【1件】
2013年 10月 【2件】
2013年 09月 【2件】
2013年 08月 【2件】
2013年 07月 【1件】
2013年 05月 【1件】
2013年 04月 【1件】
2013年 03月 【1件】
2013年 02月 【3件】
2013年 01月 【4件】
2012年 12月 【4件】
2012年 11月 【6件】
2012年 10月 【2件】
2012年 09月 【2件】
2012年 08月 【2件】
2012年 07月 【2件】
2012年 06月 【3件】
2012年 05月 【4件】
2012年 04月 【1件】
2012年 03月 【2件】
2012年 02月 【4件】
2012年 01月 【9件】
2011年 12月 【8件】
2011年 11月 【6件】
2011年 10月 【14件】
2011年 09月 【8件】
2011年 08月 【5件】
2011年 07月 【6件】
2011年 06月 【4件】
2011年 05月 【4件】
2011年 04月 【4件】
2011年 03月 【1件】
2011年 02月 【3件】
2011年 01月 【3件】
2010年 12月 【7件】
2010年 11月 【9件】
2010年 10月 【9件】
2010年 09月 【10件】
2010年 08月 【11件】
2010年 07月 【6件】
2010年 06月 【4件】
2010年 05月 【5件】
2010年 04月 【5件】
2010年 03月 【3件】
2010年 01月 【3件】
2009年 12月 【7件】
2009年 11月 【4件】
2009年 10月 【1件】
2009年 09月 【5件】
2009年 08月 【10件】
2009年 07月 【3件】
2009年 06月 【5件】
2009年 05月 【9件】
2009年 04月 【2件】
2009年 03月 【9件】
2009年 02月 【7件】
2009年 01月 【9件】
2008年 12月 【7件】
2008年 11月 【9件】
2008年 10月 【4件】
2008年 09月 【9件】
2008年 08月 【9件】
2008年 07月 【11件】
2008年 06月 【10件】
2008年 05月 【11件】
2008年 04月 【10件】
2008年 03月 【10件】
2008年 02月 【14件】
2008年 01月 【15件】
2007年 12月 【16件】
2007年 11月 【15件】
2007年 10月 【15件】
2007年 09月 【15件】
2007年 08月 【16件】
2007年 07月 【15件】
2007年 06月 【15件】
2007年 05月 【17件】
2007年 04月 【15件】
2007年 03月 【15件】
2007年 02月 【14件】
2007年 01月 【16件】
2006年 12月 【16件】
2006年 11月 【15件】
2006年 10月 【16件】
2006年 09月 【15件】
2006年 08月 【15件】
2006年 07月 【17件】
2006年 06月 【13件】

ブログ内検索

リンク

RSSフィード

ブログランキング

気に入っていただけましたら
押して頂けると励みになります

AD banner

楽天で探す
楽天市場