ウェルデッキの製作・後編(その16)

2007–03–30 (Fri)
 ウェルデッキにはとりあえず滑車が20個ほど必要です。ずっと似たような作業が続いたのでここで滑車を作ることにしました。

20070330_1

 昨年の夏に作った自作エッチングを折り曲げて、中に0.5mm真鍮線を挿してハンダ付けして仕上げます。1.5×3.0mmと小さいので楽ではありません。

ウェルデッキの製作・後編(その15)

2007–03–28 (Wed)
 前回の続き。ウェルデッキ船室と周辺の装備品が一通り出来ました。

20070328_1

 右舷側。前回キャプスタンバーは12本と書きましたが、手元にある現役当時の写真を見る限りではこの部分には1983年春では10本、1986年1月では9本しかありません。1985年当時の状況はわかりませんが、一応9本としています。その前にあるのは甲板清掃用具入れで、実際は壁面に接して付きます。後部扉の右側にあるのは消火器です。

20070328_2

 左舷側。前から清掃用具入れとガソリンポンプの箱、その後方にあるものは1983年当時の写真に写っているため加えましたが、何に使うものかはわかりません。野球のホームベースに似たような形で、カバーをかけて壁面に取り付けられています。

 この他に天蓋付近に三角支柱や電線などが付きますが、それらは梁と関係する部分なので、そこまで製作が進んだ時にまとめて付けることにします。

短信

2007–03–26 (Mon)
 昨日、朝一の要件が一段落して遅い朝食に掛かろうとした時に地震が来ました。石川県は昔から大きな地震がほとんど無かった地域で、私自身は関東に住んでいた期間も長く、震度5強までの経験はありますが、それと比べてもかなり強い縦揺れが続きました。幸い周囲では何事も無かったのですが、奥能登の方ではかなりの被害が出たようです。

 屋根や天井が落ちてくるような巨大地震はどうしようもありませんが、自宅は寝室の重い本棚が倒れたら命にかかわるので、以前からつっぱり棒をかませてあります。このブログを書いているPCのある部屋はあらゆる物や棚が積み上がって一番雑然としていますが、大きな本棚の底に揺れ止めゴムをかませているだけです。ここで大地震が来たらPC台の下にもぐるしかありません。

20070326_1

 改めて確かめたら画像のつっぱり棒が少しゆるんでいました。

ウェルデッキの製作・後編(その14)

2007–03–24 (Sat)
 前回の続き。1985年当時の海王丸には甲板上に6基の手動キャプスタンがあり、それを操作するキャプスタンバーの収納棚が6ヶ所に設けられていました。

20070324_1
(2006年8月25日撮影)

 写真は長船尾楼甲板上の実習生出入口の壁面に設けられている棚で、木の棒の下側をキャプスタンの穴に差し込んで6人掛かりで回します。これとほぼ同じものがウェルデッキ船室の右舷側の壁面に、2個(12本収納)並んで設けられていました。キットにも一応モールドはあったのですが、位置も数も異なるため削って作り直すことにしました。

20070324_2

 元々が木の角棒の両端を丸く削ったものなので、1mm角のプラ角棒を削って作りますが、こういう作業も大の苦手で、なかなか揃ったものができません。とりあえず必要本数の半分まで作った所です。

ウェルデッキの製作・後編(その13)

2007–03–22 (Thu)
 前回の続き。ウェルデッキの船室回りがかなり出来てきました。

20070322_1

 画像左側の壁面にあるのは、奥は甲板清掃用具入れ、手前の棚に乗っているのはガソリンポンプの収納箱です。出入口は階段になっていて第二甲板の実習生居住区に通じますが、模型上は外側からこの床面は見えないため、そこまで作ることにします。この床と手すり、水密戸はまだ固定していません(外して塗装後に接着します)。

ウェルデッキの製作・後編(その12)

2007–03–20 (Tue)
 船室右舷側の水密戸のモールドが出来たので、次は船尾側出入口の両開きの水密戸を作ります。

20070320_1

 これは開状態とするため、強度を考えてヒンジをハンダ付けする関係で真鍮板で作ります。0.2と0.1mm真鍮板のハンダ付けで扉本体まで作った所です。

 写真では少し見辛くなっていますが、左舷側の扉の左端は閉鎖をより確実にするためにL字型になっています。小さい部品にハンダ付けは何度やっても神経を使います。

 このあと、閉鎖ハンドルやヒンジ等を作ります。

短信2

2007–03–18 (Sun)
 製作は下の前回から水密戸関連のモールドを付けただけで、ほとんど進んでいません。

 どうも調子が上がりません。来週はCD屋にでも行って作欲がサクサクと湧くようなCDでも買ってこようかと思っています。

ウェルデッキの製作・後編(その11)

2007–03–16 (Fri)
 前回の続き。相変わらずほとんど進んでいません。

20070316_1

 船室右舷側の水密戸の、キットのモールドは日本丸のもので、海王丸は若干形状が異なるため削って作り直している所です。

短信

2007–03–14 (Wed)
 諸事多忙で製作はほとんど進んでいません。

 日本で3月は区切りの季節。そういう訳でもないのですが、昨年末のサイト移転に続いて近いうちにメールアドレスも替わります。他にもいろいろと溜まりっぱなしになっていた細かい身辺を整理している所です(ブログやサイトでやっている事が急に替わる訳ではありませんので、念のため)。

雑感:青島1/700新版 戦艦扶桑/山城について(暫定版)

2007–03–12 (Mon)
 先月発売された青島の新版ですが、相変わらずキットの内容の割に説明書がおざなりで、ちまちまと修正を描いていたものがまとまったのでサイトの方にupしました。

雑感:青島1/700新版 戦艦扶桑/山城について(暫定版)

 雑感本体はしばらく後になりますが、説明書を除けば大変優れたキットです。ただ、山城は資料がほとんどない最終時に無理に設定する必要は無かったとも思うのですが、これは営業上の問題なのかもしれません。

 それと、上部構造が複雑で共通部品もそれほど多くないにもかかわらず、思っていたよりも部品数が少なかったのは驚きでした。設計担当者はさぞ苦心された事と察します。

ウェルデッキの製作・後編(その10)

2007–03–10 (Sat)
 前回の続き。相変わらず製作は進んでいません。

20070310_1

 後部の開けた出入口の隔壁と、右舷側の水密戸のモールドを少し付けた程度です。

短信

2007–03–08 (Thu)
 製作は前回からほとんど進んでいません。船室の上部を長船尾楼甲板とすり合わせて、甲板の端が船体の側面の高さにちゃんと来るように調整しただけです。見た目は前回と同じですから画像も省略します。

 それにしても私が住んでいる地域は2,3日前に気温が20度を越えたかと思えば、今日は一気に10数度も下がって今年一番の積雪(とはいっても、私が子供の頃に比べれば全然降ったうちに入りませんが)という気候で、これだけ寒暖の差が激しいと体調管理が大変です。

ウェルデッキの製作・後編(その9)

2007–03–06 (Tue)
 前回の続き。とはいってもあまり進んでいません。

20070306_1

 船尾側の昇降口入口は開けることにしたため、開口しています。また、上にかぶさる長船尾楼甲板の裏側の凸モールドを削った事と合わせて船室の高さが足りないため、2mmほど上げています。

ウェルデッキの製作・後編(その8.5)

2007–03–04 (Sun)
 ウェルデッキには上のフォアブリッジとほぼ同じ位置に船室があります。実船ではこの部分を総称した名前は無かったようですが、現役当時は船匠や甲板長の倉庫として使われていました。また船尾側には実習生居住区への昇降口に通じる両開きの水密戸があります。

 キットの部品は幅が6mmほど広く、船首側の丸窓も右舷側に寄りすぎているほか、船尾側の水密戸も木製戸の表現になっています。

20070304_1

 まず、窓以外のモールドを全て削り落とし(船尾側の船室の壁はモールドのない裏側を表に)、船首側の壁は左舷側を8mm削り、右舷側に2mm足して窓の位置を中心側にずらします。

 以下次回。

ウェルデッキの製作・後編(その8)

2007–03–02 (Fri)
 前回の続き。

20070302_1

 このシリコンは約12時間で固まるということですが、冬の寒い時期に加えて1年以上前に買ったもののためか、約20時間ほどで固まりました。内側の一部と外側にガムテープを貼っても、ブロックの内部にこれだけ染み出しています。型取り用のブロックは突起が大きくて数も少なく、染み出したシリコンが容易に取れるような形になっています。

20070302_2

 右側のボラードの型は片面抜きなので原型を出すだけで良いのですが、左側のキセル型吸気口の型は中を割らないと原型が取り出せません。そこであたりを付けてカッターナイフで切り込みを入れ、残りは手で二つに割って取り出します。これは本来のやり方ではない上に型も長持ちしないのですが、シリコンの余りのついでという事で。二つに割ったあと、空気抜きの穴を上向きになるように彫刻刀で彫ります。ボラードの型はちょっと高さ(量)が高すぎました。この半分程度でも良いようです。

20070302_3

 型の準備ができたら、注型用のレジン樹脂を用意します。これも用途や作業環境によって色々な種類がありますが、キシレンという有害物質を含まないタイプのものが臭いが比較的少なくて身体に負担がかからないため、私はそれを使っています。

 このレジン樹脂は透明なA液と茶色のB液を1:1の割合で混ぜて硬化させるもので、シリコンほど厳密な配合比でなくても固まります。元はそれぞれ缶に入っていますが、量がごく少量なので、空いた塗料瓶に小分けしてそれを使い捨てのスポイトで吸い出して紙コップで混ぜ、型に注ぎ込みます。

 右側のボラードの片面抜きは、レジンを注ぎ込んだ後に細い金属線で隅をほじって空気の泡を追い出します。これを行わないと泡の部分が欠けてしまいます。また左側の吸気口は下側になるキセルの頭の部分の型の両方にレジンを少量だけ付けて金属線でほじった上で型を合わせ、改めて金属線を差し込んで泡を追い出しながら上からレジンを注ぎ込むと欠けの少ない複製ができるようです。

 臭いが少ないタイプと書きましたが、それは比較の問題で、レジン樹脂には石油系のかなり尾を引く強い臭いがあります。屋外か室内では換気扇が必須です。

20070302_4

 こうしてめでたく量産完了。それぞれ左端が原型、右側のクリーム色のものが複製品です。

 今回、型取りに使った材料の詳細は下記を参照して下さい。それぞれ、用途や型取りする対象によって様々な種類があります。

GSIクレオス かたどりブロック (102個入)

Be-J シリコン SG-070

平泉洋行 ハイキャストミニ1kg キシレンフリー アイボリー

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プロフィール

MOMOKO.120%

Author:MOMOKO.120%
職業:自営業見習い
趣味:ブログの通り
模型の守備範囲:船
Webページ:模型の缶詰

現在は1/100初代海王丸の製作を一時休止して、ハセガワ1/350空母隼鷹を製作しています。

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