FC2ブログ

今週の記事更新はありません。

2019–05–19 (Sun)
諸般の事情につき、すみません。
次回は05/26以降の見込みです。
(この記事は次回更新後に削除します)

ハセガワ1/350隼鷹を作る(その94)

2019–05–12 (Sun)
 前回の続き。

(本日の画像はクリックすると別窓で拡大表示します)

 右舷後部の残っていた張り出し等の取り付けがほぼ終わりました。基本はキットの専用エッチングですが、手すりは他と同様にレインボーのタイタニックや日本海軍艦艇用のものと差し替えています。


 右舷後方の測距儀台から6番高角砲への通路は専用エッチング(A- MA180,179)がありますが、マリアナ沖海戦前の傾斜試験中や終戦後の写真を見る限り、パーツほど幅はないように見えます。そのため幅の狭い形に替えています。 

 また測距儀台の上面は戦後解体中の写真を見る限り艦尾側にも手すりがありましたが、キットには用意されていないようなので追加しておきます(上画像右側赤矢印)。


 高角砲演習装填砲があった張り出しから艦尾に至る通路は以前に一度作りましたが、これも手すり部分をレインボーと取り替え、また下部サポートの表現も替えて他と合わせています。

 この通路は竣工時の上部平面図には記載がなく、また昭和19年の公式図にもどうも描かれていないようなので、竣工時には無かったものと考えられます。あるいは以前に述べたミッドウェーの戦訓対策の一環として左舷側の通路等と共に設置されたのかもしれません。この製作では取り付ける事とします。


 下から見るとこんな感じです。船と言うよりは建築物に近くなってきました。これで両舷の作業はほぼ済みましたが、まだ幾つか細々としたものを付けてゆきます。

 以下次回。

ハセガワ1/350隼鷹を作る(その93)

2019–05–06 (Mon)
 前々回の続き。

(本日の画像はクリックすると別窓で拡大表示します)

 左舷艦尾側6番高角砲周辺の作業員待機所や張り出し、手すりなどを上から取り付けています。手すりは他と同様に鋼棒とチェーンで変化を付けます。詳しくはこの部分の取り付けが全て終わった後にまた述べます。

 以下次回。

平成の世の終わりに。

2019–04–30 (Tue)
 思うことを少し書いてみます。

 平成が始まった1989年頃の艦船の組立模型の市場はほぼ停滞状態でした。唯一ピットロードが日本海軍共通パーツセットや外国艦艇を出していた他は、ウォーターラインやタミヤの1/350は何年も新製品がなく、日本模型は70年代後半の経営規模に見合わない設備投資の失敗、またイマイは80年代中頃に起きた二度目の経営危機で共に製品開発能力をほぼ失っていました。このような状況だったため、当時は模型誌で艦船の特集が組まれる事もありませんでした。

 平成の前半はフジミの離脱に伴うウォーターラインの再始動と、ピットロードの日本艦参入で市場が少しずつ動き始めます。当時の状況については本サイトに私の過去の発言を残していますので、その一端が垣間見えるかもしれません。

 状況が劇的に変わり始めるのは平成16(2004)年頃からで、フジミが特シリーズで1/700日本艦の新規開発を始め現在では主要艦艇を一社でほぼ網羅するまでに至り、ウォーターラインもアオシマを中心に旧製品のリメイクや新製品の開発が続きます。

 そして平成17(2005)年にハセガワが1/350で戦艦三笠を発表、これを皮切りに1/350の大スケールにアオシマ・フジミも参入、約20年間ほとんど新製品がなかったタミヤも伊400潜よりシリーズを再開し、ニチモとタミヤの大型艦しかなかった大スケールは以降数年で旧日本海軍の主力艦艇の多くが1/350で揃う事になります。

 この他にも平成が始まった頃はキット以外の外部パーツといえばピットロードの初期の武装パーツセットくらいしかありませんでしたが、今は中華メーカーを中心に多種多様なエッチングやレジンパーツセットが出ていて、選択肢は格段に広がっています。

 また昭和時代は極一部の人々にしか知られていなかった旧海軍関係の残存資料も、平成13(2001)年のアジア歴史センターの開設による防衛研究所所蔵資料のオンライン公開や、平成17(2005)年の大和ミュージアムの開館による所蔵資料の公開などで、次第に広く知られるようになってきました。2000年代に入って特に大スケールキットの新製品が出るようになったのは、これらの資料公開も一因として有ったのだろうと考えます。

 一方でイマイは平成14(2002)年に解散、かつては海のニチモと呼ばれた日本模型も平成25(2013)年に模型部門を廃止し市場から姿を消します。旧海軍艦艇に関しては昭和時代のキットの大半に於いて「代替わり」が急速に進んだ時代でもありました。これも市場がほぼ停滞していた平成初期には全く想像もできなかった事でした。

 ニチモが姿を消した平成25(2013)年、この年より始まったプラウザゲーム「艦隊これくしょん」によって比較的年齢層が高かった艦船(の組立模型)に若い人が関心を向けるようになり、更に勢いが加速した感があります。平成が終わろうとする今は各模型誌も数ヶ月単位で艦船の特集を組み、昭和時代は5冊で打ち切られたモデルアートの艦船別冊も71冊を数えるまでになりました。

 以上が私が認識している平成時代の艦船の組立模型の流れですが、端的に表すならば「復活と躍進の30年」だったと言えます。

 平成に入る頃に今の状況が全く予測できなかったのと同様に、令和の時代がどう展開するかはわかりません。ただ進む少子化で国内の新規需要には限りがあり、旧日本海軍艦艇は海外では一般層にほとんど知名度がないことと、1/700も1/350も昭和からの代替わりと新規開拓がほぼ一巡した状況を思うと、今後は平成後半のような新製品の連続といった形は望めないかもしれません。

 ただ、特に艦これ以降に関心を持った若い方々は、かつての世代のような極一部の艦だけに関心が集中する傾向はないように見えます。今後も旧海軍艦艇に関する資料公開が進めば、アップデートする形での新製品は尽きないかもしれません。

 ともあれ、昭和の終わり頃とは隔絶の環境で次の時代を迎えられるのは何よりです。私自身は現在の製作ペースから恐らく数えるほどしか作れないと思いますし、日進月歩の素材や製作法もついてゆくのがやっとですが、少しでも形にできればと今は考えています。

 この項目は以上です。

ハセガワ1/350隼鷹を作る(その92)

2019–04–29 (Mon)
 前回の続き。

(本日の画像はクリックすると別窓で拡大表示します)

 左舷機銃甲板上の弾薬供給所や作業員待機所を作った所まで。供給所の扉は結局全て開ける事にしました。材料や手順はこれまで述べてきた通りで特に違う所はありません。


 画像ではなかなか掴みにくいのですが、大体このような精度で作っています(手すりの歪んでいる部分は後で直しておきます)。機銃座周辺や作業員待避所にはまだ追加するディテールがありますが、それは作業が進んだ時に。



 隼鷹の製作は平成のうちに終わらず新元号に持ち越しになってしまいました。1/100海王丸が15年以上掛かっても船体すらできていない影響もあって、平成の30年間で増えた完成品は数隻。相変わらず手が遅く作っているより考えている方が多い有様ですが、これまであまり表現されてこなかった部分が形にできればとは考えています。

 以下次回。

 | HOME |  次へ »

プロフィール

MOMOKO.120%

Author:MOMOKO.120%
職業:自営業見習い
趣味:ブログの通り
模型の守備範囲:船
Webページ:模型の缶詰

現在は1/100初代海王丸の製作を一時休止して、ハセガワ1/350空母隼鷹を製作しています。

Twitter

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

カレンダー(月別)

04 ≪│2019/05│≫ 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

2019年 05月 【3件】
2019年 04月 【4件】
2019年 03月 【4件】
2019年 02月 【4件】
2019年 01月 【4件】
2018年 12月 【3件】
2018年 11月 【4件】
2018年 10月 【5件】
2018年 09月 【2件】
2018年 08月 【4件】
2018年 07月 【8件】
2018年 06月 【5件】
2018年 05月 【3件】
2018年 04月 【4件】
2018年 03月 【5件】
2018年 02月 【1件】
2018年 01月 【4件】
2017年 12月 【5件】
2017年 11月 【5件】
2017年 10月 【5件】
2017年 09月 【3件】
2017年 08月 【4件】
2017年 07月 【4件】
2017年 06月 【3件】
2017年 05月 【4件】
2017年 04月 【4件】
2017年 03月 【2件】
2017年 02月 【3件】
2017年 01月 【3件】
2016年 12月 【5件】
2016年 11月 【5件】
2016年 10月 【4件】
2016年 09月 【6件】
2016年 08月 【4件】
2016年 07月 【4件】
2016年 06月 【3件】
2016年 05月 【4件】
2016年 04月 【2件】
2016年 03月 【7件】
2016年 02月 【4件】
2016年 01月 【3件】
2015年 12月 【4件】
2015年 11月 【2件】
2015年 10月 【3件】
2015年 09月 【3件】
2015年 08月 【6件】
2015年 07月 【4件】
2015年 06月 【5件】
2015年 05月 【6件】
2015年 04月 【5件】
2015年 03月 【5件】
2015年 02月 【4件】
2015年 01月 【6件】
2014年 12月 【5件】
2014年 11月 【5件】
2014年 10月 【4件】
2014年 09月 【4件】
2014年 08月 【5件】
2014年 07月 【1件】
2014年 06月 【1件】
2014年 05月 【3件】
2014年 03月 【1件】
2014年 02月 【1件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【1件】
2013年 11月 【1件】
2013年 10月 【2件】
2013年 09月 【2件】
2013年 08月 【2件】
2013年 07月 【1件】
2013年 05月 【1件】
2013年 04月 【1件】
2013年 03月 【1件】
2013年 02月 【3件】
2013年 01月 【4件】
2012年 12月 【4件】
2012年 11月 【6件】
2012年 10月 【2件】
2012年 09月 【2件】
2012年 08月 【2件】
2012年 07月 【2件】
2012年 06月 【3件】
2012年 05月 【4件】
2012年 04月 【1件】
2012年 03月 【2件】
2012年 02月 【4件】
2012年 01月 【9件】
2011年 12月 【8件】
2011年 11月 【6件】
2011年 10月 【14件】
2011年 09月 【8件】
2011年 08月 【5件】
2011年 07月 【6件】
2011年 06月 【4件】
2011年 05月 【4件】
2011年 04月 【4件】
2011年 03月 【1件】
2011年 02月 【3件】
2011年 01月 【3件】
2010年 12月 【7件】
2010年 11月 【9件】
2010年 10月 【9件】
2010年 09月 【10件】
2010年 08月 【11件】
2010年 07月 【6件】
2010年 06月 【4件】
2010年 05月 【5件】
2010年 04月 【5件】
2010年 03月 【3件】
2010年 01月 【3件】
2009年 12月 【7件】
2009年 11月 【4件】
2009年 10月 【1件】
2009年 09月 【5件】
2009年 08月 【10件】
2009年 07月 【3件】
2009年 06月 【5件】
2009年 05月 【9件】
2009年 04月 【2件】
2009年 03月 【9件】
2009年 02月 【7件】
2009年 01月 【9件】
2008年 12月 【7件】
2008年 11月 【9件】
2008年 10月 【4件】
2008年 09月 【9件】
2008年 08月 【9件】
2008年 07月 【11件】
2008年 06月 【10件】
2008年 05月 【11件】
2008年 04月 【10件】
2008年 03月 【10件】
2008年 02月 【14件】
2008年 01月 【15件】
2007年 12月 【16件】
2007年 11月 【15件】
2007年 10月 【15件】
2007年 09月 【15件】
2007年 08月 【16件】
2007年 07月 【15件】
2007年 06月 【15件】
2007年 05月 【17件】
2007年 04月 【15件】
2007年 03月 【15件】
2007年 02月 【14件】
2007年 01月 【16件】
2006年 12月 【16件】
2006年 11月 【15件】
2006年 10月 【16件】
2006年 09月 【15件】
2006年 08月 【15件】
2006年 07月 【17件】
2006年 06月 【13件】

ブログ内検索

リンク

RSSフィード

ブログランキング

気に入っていただけましたら
押して頂けると励みになります

AD banner

楽天で探す
楽天市場